立ちポーズが苦手
立ちポーズって難しいですよね。
私も苦手です。
ただ、立ちポーズがうまくできるように
なると、体の使い方がわかってくるので、
普段の姿勢も変わってくると思います。
立ちポーズが難しかったり、姿勢が乱れたり
するのは、頭を支えないと
いけないからです。
聞いたことあるかもしれませんが、
頭はボーリングのボールくらいの
重さがあります。
この重さの頭が支えられるのは
二足歩行である人間だけ。
二足歩行になったことで、脳を発達させる
ことができた代わりに、肩こりや
腰痛などのリスクを負ったわけです。
重たい頭を支えるには、地面しっかり踏むことと、体の真ん中の軸をしっかり作ることが大事。
座っている時には、2つのお尻の骨(坐骨)
立っている時には、足の裏を使って
地面を踏む。
おなかの内側の筋肉を使って
体の真ん中に筒を作ってあげるイメージ。
地面を踏むと、体が勝手に上に伸び始めるので、その力を利用して、筒をまっすぐ、長くしてあげる感じ。
そうすると、体の表面は、ゆるゆるのまま、
頭を支えられます。
体の表面がカチカチだと、ろっ骨が
広がらないので
呼吸は自然と浅くなります。
ゴムの固い風船を膨らませるのをイメージしてみるとわかりやすいかも。
と、いうことは柔らかくて、
よく伸びる風船みたいな体であれば
深い呼吸ができます。
地面を踏む
↓
体の真ん中の筒が長くまっすぐ伸びる
↓
体の表面の力が抜ける
この感覚がつかめると、立ちポーズが
だいぶ安定してきます。
表面の力は抜けているので、呼吸も
ちゃんとできます。
立ちポーズで息が止まってしまうのは
体が安定していないから。
真ん中の筒がしっかりできていないと
体の表面を固めてバランスを取らないと
いけないので、息が止まってしまいます。
文字で書くのは簡単ですが、
感覚をつかむにはちょっとコツがいります。
でも難しくはありません。
運動が苦手だって、大丈夫!!
だって、運動全くできない私が
できたんだから!
できないできないって思うんじゃなく、
できてる自分をイメージして
やってみて下さい。
レッスンでは、みなさんが
イメージしやすいような言葉で
お伝えすることを心がけています。
自分でやるのはちょっと難しいって
思ったら是非一度レッスンに
いらしてみて下さい!!
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