体重を減らしたいのか?体型を変えたいのか?
やせたい人がたくさんいる世の中。「これで◯◯キロやせた!!」なんて広告を目にしない日はありません。
ただ気になるのが、あまりにも体重にこだわる人が多いこと。少しでも減れば大喜びし、増えれば落ち込む。
それを見ていると、
少し不思議な気分になるのです。
体重を減らすことが目的なのだろうか……?
と。
そもそもダイエットするのって、
キレイになりたいからですよね?
と、言うことは体型を変えることが
本来の目的のはず。
体重計に毎日乗るくらいなら、
毎日ウエストを計った方が、本来の目的に
近づけそうな気がする。
例えば、体重が2キロ増えたとする。
数字だけをみると、
太ったように感じるけど、脂肪じゃなく
筋肉が増えたのなら、
やせやすい体になったってこと。
逆に2キロ減ったとしても、
筋肉が減ったなら、
やせにくい体になったってこと。
つまり体重の増減だけでは、目的に近づいているかどうかはわからないわけです。
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私の今までの人生で、一番太っていたのは、高校生くらいから
ヨガを始める20代後半まで。
あの頃は、ボトムスのサイズだけが、
どんどん大きくなっていき、
11号やLサイズでも、物によっては
履けないことがありました。
今は9号、Mサイズが普通に履けます。
でもね、体重は太っていた時期と、
ほぼ変わらないんです。
そのかわり、体型は全然違う。
つまり体重は変わらずに
やせたということです。
こんな風にやせることができたのは、
ヨガのおかげです。
とはいえ、私がヨガを始めたきっかけは、
肩こりをどうにかしたかったからで、
やせたかったからではありません。
きつい運動が何より嫌いだった私は、
やせなくてもいいから、
ゆるく動けるものとしてヨガを選びました。
だから、やせることは全く期待しておらず、
ただただ楽しいから続けていました。
きついことは全くせずに、
気づいたらやせられていた理由は、
体の使い方と呼吸が
変わったからじゃないかと思います。
体の使い方が変われば、普段の動作や姿勢が変わってきます。
呼吸なんて、一日約二万回も
していますしね!
知らず知らずのうちに、日常生活がプチトレーニングになっていたんです。
あくまで「プチ」トレーニングなので、
短時間で激的にやせるわけじゃないけど、
じわじわと少しずつ変わっていった体は、
元に戻りにくい。
表面的じゃなく、
根本から変えていっているから。
激しい運動をして、たくさん汗を流して、
きつい思いをした方が、やった感は
感じられるし、それが好きなら
全然問題ない。
体重管理だって、それでモチベーションが
上がるのなら、有効だと思います。
問題なのは、やせるために、
仕方なくやるという姿勢。
それだと、楽しくないから続かない。
続かなきゃ、一旦は、やせたとしても
必ず元に戻ってしまう。
巷の「常識」に流されず、
なりたい自分を見失わないためにも、
自分に合ったダイエット法を
見つけてみて下さいね!
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